車に乗っているみなさんは自動車保険に入っていますか?
そんなの入っているに決まってるじゃんって声がよく聞こえます
じゃあ、どんな内容の自動車保険に入っていますか?って言うと、答えられない人も多いんじゃないでしょうか
私自身も車を購入した時に、自動車ディーラーに言われるがままに何も考えず自動車保険に加入した覚えがあります
なので、今回は自動車保険について少し振り返っていきたいと思います
まず自動車保険といっても2種類に分かれます
1つは自賠責保険で、もう1つは、任意保険です
えっと、対物対人は無制限がいいっていう?
それは、任意保険の方だよ
自動車保険を安くするためには各保険がどういった内容なのか、またどこまで保証されているのかを把握していく必要があります
なので、ここでは私があまり知らなかった自賠責保険についてまとめていきます
自賠責保険の保険内容とは
自賠責保険とは、自動車損害賠償責任保険の略語となります
原動機付自転車を含むすべての自動車に加入が義務付けられています
下記のように保険内容としては3種類あります
障害による損害 :被害者1名につき最高120万円まで
治療関係費や文書料、休業損害、慰謝料など
後遺症による損害:最高4000万円まで
逸失利益、慰謝料など
死亡による損害 :最高3000万円まで
葬儀費、逸失利益、被害者および遺族に対する慰謝料など
え?保険内容は自分で選択しないの?
自賠責保険は任意保険と違って内容が固定されているんだね
自賠責保険は保険内容を固定し、義務化することで交通事故による被害者を守っているようです
保険料について
保険料については軽自動車と普通車で異なります
下記にまとめてみました
軽自動車:
24ヶ月(2年間)19,730円
25ヶ月(2年間+1ヶ月)20,310円
36ヶ月(3年間)26,760円
37ヶ月(3年間+1ヶ月)27,330円
自家用自動車(普通車)
24ヶ月(2年間)20,010円
25ヶ月(2年間+1ヶ月)20,610円
36ヶ月(3年間)27,180円
37ヶ月(3年間+1ヶ月)27,770円
詳しくは国土交通省の自賠責保険のポータルサイトへアクセスしてみてください コチラ
車を新車で購入した場合、初回の車検は3年後となります
車検は必ず自賠責保険を契約している状態でなければ受けることができません
車を購入されている方は書類に目を通した時に自賠責保険が車検より1ヶ月多く入っているなんて思ったことあるのではないでしょうか
これは、もし車検を受けようとした際に整備不良が不良が見つかり修理に時間がかかり、車検前に自賠責保険の保険期間が切れてしまうリスクを抑えるためです
もし、手元に車購入時の資料がある方は確認してみるとなるほどってなりますね
自賠責保険に加入せずに運転した場合は?
1年以下の懲役または50万円以下の罰金、違反点数6点による免許停止などの処罰・処分の対象になります
い、一発免停、怖すぎる、、
もし仮に自賠責保険に加入せずに、または保険期間が切れている状態で人身事故を起こした場合は
任意保険に加入の有無に関わらず被害者の死亡時であれば最高3000万円、後遺症障害が残る場合は最高4000万円といった莫大な損害賠償金を自分で負担することになります
そうならないためにも自賠責保険の加入状態を確認しておく必要がありますね
結論
国土交通省で決められているので自賠責保険については安くなりません
そのため自賠責保険については自動車を買った車屋さんや共済、軽自動車協会や陸運局で入っても一緒となります
なので自賠責保険については、こういった保険があるんだなって頭に置いておくといいのかなって思います
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